1.助成の目的
ものづくりの基盤をなす『金型』及び関連する技術の研究開発により、金型・成形及び広くものづくり技術の向上を図り、技術立国を目指す我が国の産業経済の発展に寄与することを目的とします。

2.助成の対象テーマ
金型の本体、部品、製造工具及び構成材料に直接関連し、既に当財団助成金の受給実績があり、かつその研究開発テーマをさらに深化、発展することが期待される研究開発で、次のいずれかの要件を満たすもの。
�@ 独創的、先駆的な研究
�A 我国の学術水準、技術水準の飛躍的向上及び強化につながる研究

3.助成対象者（応募資格者）
助成対象者（応募資格者）は、過去当財団から研究助成を受けた実績があるものとします。
特別研究助成の応募に当たって事前審査を行いますので、応募に際しては、前もって事務局にご相談ください。
なお、選定委員は自ら応募できないものとします。

4.助成金額
助成金額は、研究開発に要する予算額の全額とします。
ただし最高15百万円まで、研究期間は5年以内とします。
年間の助成金額は原則3百万円以内とし、別途協議の上決定します。
助成金の使途は直接研究に関わる費用に限定します。
また、助成金は申請の研究計画終了までに支出を完了するものとします。

5.応募方法
当財団所定の申請書に必要事項を記入し、添付書類をそえて、原則として、当財団のE-mailアドレスあてメールで提出していただくようにお願いします。
メールで提出出来ない場合は、郵送で提出ください。
申請書の様式及び添付書類は、当財団のホームページに掲載していますので、ご確認ください。
当財団ホームページ（HP）のアドレス https://www.mitsui−zaidan.or.jp/
Ｅ−mail：create@sun.ocn.ne.jp
なお、本件の申請には以下に記載する推薦者の推薦状を添付することが条件となっていますので、ご留意ください。
（推薦者）
推薦者は次の各1名、合計2名とします。
�@ 申請者が属する機関の上位研究者
�A 他機関又は関連する業界の専門家

6.応募開始日
令和6年3月21日（木）

7.応募締切日
令和6年7月12日（金）

8.選考方法
特別研究助成金被贈呈者の選考は、以下の方法で行います。
(1) 書類選考 申請者からご提出して頂いた書類について選定委員が書類選考を行い、合否を決定します。
(2) 書類選考の結果の通知 合否の結果を申請者にそれぞれ通知します。
なお、合格者には、あわせて次の（3）項記載の申請内容説明会への出席のご案内をします。
(3) 書類選考合格者による申請内容の説明会
合格者に選定委員に口頭で申請内容を説明していただくため、説明会（非公開）を開催します。
当説明会への出席は、助成金の給付を受ける必須条件となります。
当説明会に出席しない場合は、申請を辞退されたものとして取り扱いますので、ご留意ください。
説明会での説明方法は、パワーポイント等を使用することを原則とします。
具体的な方法については合格者の方に別途お知らせします。
説明資料は、レジメとして選定委員に配布しますので、あらかじめご了承ください。
なお、本説明会は以下の日程・場所で行います。
書類選考合格者には別途ご案内します。
（日時及び場所：令和6年9月6日（金）09：00〜 株式会社三井ハイテック会議室）
（4）特別研究助成金被贈呈者の決定
研究助成選定委員会は、上記(1)から(3)項に記載する選考方法で特別研究助成金被贈呈者の最終候補者を選考し、理事会において特別研究助成金被贈呈者を決定します。
結果は、書面で財団理事長から申請者に通知します。

9.特別研究助成金の贈呈
特別研究助成金被贈呈者には、贈呈式を開催して特別研究助成金を贈呈します。
なお、贈呈式の開催日、時間、場所は、次の通りです。詳細は、被贈呈者に別途お知らせします。
（日時及び場所：令和6年10月1日（火）11：30〜 当財団事務所にて）

10.成果等の報告
特別研究助成金被贈呈者（以下「特別研究助成金受領者」という。）は、別に定める要領（特別研究助成金に関する報告要領）に従って申請書に記載している研究終了予定時までに、その成果及び助成金の予・実績を書面で当財団に報告いただき、さらに原則として次の11項に記載する実績報告会で成果等の内容を報告していただきます。
この場合、発表用資料は報告会出席者全員に配布しますので、あらかじめご了承ください。
なお、報告書の提出又は成果報告を行わない場合は、助成金を返還していただきますのでご留意ください。

11.実績報告会の開催日
発表会の開催日及び報告要領等については、別途特別研究助成金受領者で研究終了予定時を経過している方にご連絡します。

12.成果の公表
研究の成果は、積極的に公表をお願いします。また、発表いただく際には、当財団の助成対象の研究開発であることを付記いただくようお願いします。
なお、当財団は、毎年、「研究成果報告書」を作成し、広くその成果を社会に還元することにしています。
上記10項に記載する成果報告の内容(原文又は要約)は、「研究成果報告書」に掲載して、公表しますのでご了承ください。
また、本助成金被贈呈者については、その申請(応募)のテーマ等の申請内容を申請年度発行の「研究成果報告書」に掲載しますので、あわせてご了承ください。

13.その他
(1) 取得特許権等及び購入設備の取扱い
　当助成金によって実施した研究の成果として取得した特許権等又は研究用として取得した設備の取扱いについては、助成金受領者の所属する機関の規定に従うものとします。
ただし、助成金受領者が個人として申請している場合は、取得した特許権等又は研究用設備は当該個人に帰属するものとし、その処理は日本国の税法等に関する法律に従うものとします。
なお、上記いずれの場合においても、当財団においては名目の如何を問わず、当該特許権等又は研究用設備の償還は求めません。
(2) 重複助成の原則禁止
同一テーマについて、原則として当財団以外の機関から重複して助成を受けることはできないものとします。
ただし、事前に研究に要する費用の予算総額、支援団体名及び各団体の支援金額を明確にして当財団から承認を受けた場合には、この限りではありません。

14.問合せ先（郵送先）
公益財団法人三井金型振興財団
〒807-1112 北九州市八幡西区千代一丁目2番1号 （株式会社三井クリエイト内）
ＴＥＬ 093-616-1679 ＦＡＸ 093-613-1410
Ｅ-mail：create@sun.ocn.ne.jp

特別研究助成金申請提出書類 当財団の特別研究助成を申請される方は下記の書類をご提出ください。 記 1．特別研究助成申請書 特別研究助成申請書Wordデータ 2．申請書添付書類 申請書添付書類Wordデータ 3．特別研究助成推薦状 推薦状Wordデータ 4．推薦理由書 推薦理由書Wordデータ 用紙のスペースが不足する場合は、適宜追加してください。 図形写真等についても必要に応じて適宜追加してください。 （注）申請提出書類は一切返却しません。